【保育士の転職】馴れ合いばかりの職場では、現状維持。先には進めない。新しい環境で新しい自分を見つけてみよう!

【保育士の転職体験談】馴れ合いばかりの職場では、現状維持。先には進めない。新しい環境で新しい自分を見つけてみよう!

【性別】男性
【働き始めの年齢】
19歳
【転職時の年齢】
31歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
今もその転職先で働いている


【男性】
31歳のときに、
認可保育園から、
認可保育園
に転職。




【転職前の職場形態】
保育園(認可保育園)
【転職前の職場環境】
・業務内容…0歳〜5歳児クラスの保育。
1クラスの担任になり、1日保育をしながら子どもを預かる。
午睡時間に呼吸確認をしたり、事務作業をこなす。
・保育士の人数…20人程度。
人柄はフレンドリーでよい環境。
・園長…仕事が遅く、書類確認などは期日を守らない。
早く書類を出しても意味がない。
・子供の人数…0歳9人、1歳12人、2歳18人、3・4・5歳20人
・子供の様子…子どもの姿はのびのびとした保育環境の中で自由に過ごしたり、集団での行動をしたりする。
・保護者の様子…年齢層に幅があり、若い親から年配の親まで様々。
苦情を言う親はあまりいなかった。
・給料…基本給はどの保育園とも同じような感じ。
20万前後。
・休みは…日曜は休み。
土曜はシフト制になっており、3〜4週間で1日出勤する。
祝日は休み。
年休はほぼ使えない。




【転職の理由】
・園長があまりよくなく仕事ができない人だったので、しわ寄せが保育士の方に来ることが多かった。
・仕事環境の現状はそこまで不満はなかったが、自分のスキルアップのために転職をした。
・女性の職場なので、人間関係が「少し面倒なところがあったので。

【ためらった理由】
・職場が自宅から近かったので、やめるかどうか迷った。
・人間関係はよく、気の合う仲間が多かった。
・いい意味で色々と緩い保育園だった。

【転職の決め手】
・やめることを決めた理由は、園長のミスが回りまわって自分の責任になっていたこと。
最終的に自分が被害を被ったこと。
結果、周囲に謝ったり、自分の時間を穴埋めに割かなければいけない環境になったこと。
・周囲の保育士たちも「あれはない。
ひどい」
と賛同してくれ、自分は間違っていない。
ここにいてはもっと大きな被害にあう。
と思った。
これからの「保育士人生がダメになり、人生終わり」にしたくなかった。
・園長のミスは、外部での研修に自分が参加することを研修寸前で知らされ、しかも期日の過ぎている事前アンケートを自分の名義で出してくれと言われて、アンケートをメールで出し、直接電話で謝罪。
後日研修に参加した際も担当の方に謝罪。
次は期日までにお願いしますね。
と言われ、今まで積み上げてきた自分の評価をガクンと落とされた。




【相談した人】
・相談などは、色々な保育園を経験している気の合う仲間と話したりして、就労環境や今働いている保育園とほかの保育園がどう違うのかなどは聞いていた。
・転職したいことを話したら、転職を進められた。
(あなたはどこに行っても問題なくやっていけるよ。
と言われた)




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
・転職サイトを使わずに同じ法人内の別の保育園に転職した。
4月から新園を立ち上げるので、その保育園に異動を志願し、転職した。

【転職時に困ったこと】
・新園を立ち上げるということだったので、右も左もわからない新人が多く入ってきて、ほぼ0からのスタート。
職員同士のコミュニケーション、新人育成、環境構成、子どもや保護者の把握など、開園業務に多くの時間を費やした。
姉妹園なので、各園から数名程度保育士は来てくれたが、その中でもやりくりをしていくのが大変だった。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
・転職サイトを使わなかったので、情報が直接自分に入ってくるのはよかった。
その情報をもとに色々な作業を効率よく行えた。
・お世話になった人は、姉妹園の保育士さんたち。
同じ法人なので、書類の書き方、書類の作成、保育の流れ、環境構成などはある程度統一されていたので、開園準備にそこまで時間がかからないで取り組めた。
・本などは参考にせず、各々の経験や他園から来た人のやり方・経験を聞いて参考にしていた。
・嬉しかったことは自分が必要とされていることを実感できた。
この保育園の力になれているんだなと思えたことが何より嬉しかった。




【転職先を決めた理由】
・転職先の保育園が自宅から近く、自転車で通勤が可能だった。
また、実家が近いので地元ということも大きかった。
・給料は大きくは変わらなかったが、少し上がってはいた。
・休みは、日曜・祝日は休み、土曜日は3〜4週間に1回出勤は前の園と変わらず。
ただ、年休を地涌に消化できることが大きく変わった。
年休をしっかりと取らせてくれる環境でとても働きやすかった。
・人からの評判はまだ開園して年数が浅いのでまだわからないが、悪くはないと思う。




【退職する時の心境】
・仲間と離れるのは寂しかったが、新園開設にあたって数人は一緒に異動になったのでそこまで不安はなかった。
また、姉妹園の先生も顔を知っている人も何人かいたので、そこまで大きな不安はなかった。
・スッキリという気持ちよりかは”やってやるぞ。
頑張るぞ”という気持ちの方がつよかった。
・転職は初めてなので、環境を変えることは嬉しかった。
・仲のいい人は寂しがって九会rていたが、今まだつながりは持てている。
・子供は寂しがってくれた。
何より、保護者がとても自分を必要としていることを知れた。
「先生にクラス持ってほしかった」「私、先生の保育好きだったのに」などの声を多くもらえた。




【転職後の職場形態】
保育園(認可保育園)

【転職後の職場環境】
・新しい職場は職員も子どもの数も多く、毎日活気にあふれている。
人が増える分、ミスや苦情も多いが、現状には満足している。
・業務内容…0歳〜5歳児クラスの保育。
1クラスの担任になり、1日保育をしながら子どもを預かる。
午睡時間に呼吸確認をしたり、事務作業をこなす。
事務関係の仕事は前の園より多く、書類の作成やお手紙作成などのことに時間を割くことが多くなってきた。
・保育士の人数…30人程度。
いろいろな保育園を経験している人がいて、自分にない保育の仕方を学べる。
・子供の人数…0歳9人、1歳18人、2歳18人、3・4・5歳30人。
・子供の様子…人数が多いので、個々のつながりも強く、異年齢交流も盛んに行っている。
・保護者の様子…若い保護者が多く、保護者育成というところにも配慮が必要。
ただ、若い分、保護者と話などをしていても楽しい。
ただ、苦情は多い。
・給料…基本給は前の保育園よりも等級が上がり、少しは増えた。
・休みは…日曜は休み。
年休を最低でも月1回は取得でき、誕生日休暇なども取れる。
男性の育休にも積極的で、自分自身も育休を1年間取得している。




【転職後のイマイチなところ】
・保育士の人数が多い分、多少派閥ができかけている。
女性の職場なので仕方ないとは思っている。
・事務を一手に受けている職員が全く事務ができず、保育士の自分がその事務のフォローをしている。
・保護者からのクレームが多い。
手紙の提出が遅い。
怪我が多い。
などなど。
・園長は開設して年数は立つが、まだ余裕はなく、毎日仕事に追われている。

【転職後の良いところ】
・今までと違う環境で新し仲間と仕事ができるのは自分にとっていい刺激になる。
年齢層は幅広いがみんなが協力して仕事ができている。
・業務内容は保育がメインより、事務作業がメインにって来た(主にパソコン)。
事務作業は好きなので、苦ではなく楽しんで行えている。
・保護者が自分を仏楊と言ってくれる。
「先生は話が通じるし、話しやすい」など…。




【生活と心境の変化】
・定時で上がれることが多くなったので、家族と過ごす時間が多く持てている。
家事をやる時間も持てて、交流も多く持てる。
また、年休も自由に使えるので、出かけたりリフレッシュもできる。
・心に余裕が持て、仕事に行くのが苦ではなく、楽しいと思えることも多い。
・職場でも笑うことが多くなった。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
【昔の自分・転職前の自分へアドバイス】
・今の職場にはいろいろな不安がたまっていると思う。
その不安と付き合っていくのではなく、新しい環境に身を置いて仕事をすると今まで見えていなかったことが見えてくる。
新しい仲間も増えていく。
上手く行くことばかりではないけれど、職場の環境が変われば自分自身も変わってくr。
転職に臆病になり後ろ向きになるけれど、先を見て考えることが大事。