【幼稚園教諭の転職】勤務体制に疑問を感じたら辞めてオッケー!逃げてない。自分を知ってくれる先生、子ども、保護者はちゃんと、見ていてくれてました。

【幼稚園教諭の転職体験談】勤務体制に疑問を感じたら辞めてオッケー!逃げてない。自分を知ってくれる先生、子ども、保護者はちゃんと、見ていてくれてました。

【性別】女性
【働き始めの年齢】
22歳
【転職時の年齢】
23歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
さらに転職し別の職場で保育士として働いている


【女性】
23歳のときに、
幼稚園から、
幼稚園
に転職。




【転職前の職場形態】
幼稚園
【転職前の職場環境】
縦割り保育の1クラス30人程度の3クラス。
保育者は12人程度。
園長は父親を継いだ二代目。
保護者は園に協力的な方が多く、子ども同士の関わりを見守ってくれる方が多かった。
給料は18万円程度。
土日休みだが、退勤時間が基本的に19〜21時になる事がほとんどだった。




【転職の理由】
勤務時間が長い。
持ち帰りの仕事が多い。
先輩保育者が帰るまで帰れなかった。

【ためらった理由】
残した子どもたちの成長が見られない事。
1年で辞めていいのかという事。
保護者に申し訳ない気持ちがあった事。

【転職の決め手】
園長に全職員が常に神経を使って気を遣っている事が多くあった。
野球部のように毎朝園長が出勤すると走って園長が通る廊下に向かい頭を深く下げて挨拶をする事や、お中元お歳暮は1人5千円ほど徴収され、休日を丸々使って先輩の先生たちと園長の家族全員に1人ずつのプレゼント選びをしなくてはならなかった。
また、先輩の先生が仕事で残っていると、下の私たちは帰ることが出来ず、残っていなくてはならなかった。
園長に帰っていいと言われても、外の公園で待っててと先輩に言われて、寒い冬の中公園で待ち、次の日の打ち合わせをして帰ることもあった。
なのに、毎日の給食は子供と同じ量しか与えてもらえず、退勤時間も遅く、とてもお腹が減っていた。




【相談した人】
母親と同期に相談した。
勤務時間が遅く、体力的にも持たなくなってきてしまった事を伝えると、無理しなくていいと言ってくれた。
また、職員同士の中で、園独自の暗黙の了解のようなものが多すぎて、社会的に少しずれているようなことを伝えたところどうかも同意見で、一緒に辞める先生もいた。
また、職員の出入りがはげしく若い先生しかいなかった。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
就職したい園に直接電話をして募集しているか問い合わせた。

【転職時に困ったこと】
登録しなかった理由は、登録が面倒だった。
また、メールマガジンが多いイメージがあり使うのをためらってしまったりゆうもある。
園の雰囲気や特色を知りたかったので、直接会って話をしたかった。
園内を見学させてくれたので、職員の雰囲気や保育の雰囲気を感じることが出来たので、安心して園を選ぶことが出来たと思った。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職でお世話になったのは両親と同期です。
両親には金銭的にも支えてもらい、精神的にも支えてもらいました。
特に同期には精神的に支えてもらいました。
毎日辛い思いを一緒に経験していたからこそ、お互いに支え合うことが出来ました。
本は読んでません。
退職する事を惜しんでくれた保護者が涙ながらに話しかけてくれたことが嬉しかったのと同時に申し訳なかったです。




【転職先を決めた理由】
雰囲気。
実家から通勤できる。
退勤時間が早かった。




【退職する時の心境】
辞められることに対してはスッキリして、後腐れなく辞められたと思います。
ただ、仲の良かった先生たちと離れることはとても寂しかったのと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
子供達も寂しがってくれているように感じましたが、私の方が子どもと離れることが寂しく、自分から立ち去ると決めたのに毎日涙が止まりませんでした。
子供の成長を見届けて、卒園まで見送りたかったです。
たった1年でも別れを惜しんでくれる保護者には特に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。




【転職後の職場形態】
幼稚園

【転職後の職場環境】
各学年1クラスのみ。
1クラス20人弱の小さな幼稚園でした。
保育者は12人程度で1クラスに2人ずつ保育者が当たることができたので、子どもの様子を細かく見ることが出来ました。
保護者とも電話やバス送迎でゆっくりと話すことが出来る園でした。




【転職後のイマイチなところ】
職員間ですこし変わった職員がいたので、少し気を遣っていたところがあります。
各クラスそれぞれで保育内容を決めることが多かったので、たての連携が取れていないことが多く、保育がうまくいかないことが多くありました。

【転職後の良いところ】
勤務時間が前職場よりかなり短くなったので、退勤後に自由なプライベートの時間を持てるようになりました。
田舎の幼稚園だったのでスーパーや図書館で子どもたちと会うことも多々あったが、保護者も打ち解けて話をしてくれる方が多くいたので、関わりやすかったです。
基本的に土日は休みだったので、休日はゆっくりと過ごすことが出来ていました。
仕事内容では、副担の先生と分担して取り組むことが出来、また人数も少なかったのでゆっくりと子どもと関わることが出来ました。




【生活と心境の変化】
実家から勤務することができたので、家族と過ごす時間がとても増えました。
生活と気持ちにゆとりができたので、仕事にもゆとりを持って働けたように感じます。
たまに先生たちと飲み会にいったりすることもできました。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
辛いところで頑張ることも大切かもしれませんが、逃げるわけではないので、辛かったら場所を変えることも大切だと思います。
心が苦しくなる前に、退職して良かったと思います。
退職しても、関わった職員や子どもたち、保護者はしっかりと自分の頑張りを見ていてくれたので、辞めた事を悔やむこともあるかもしれないけど、大丈夫です。