【保育士の転職】六年間働いた保育園はお気に入り優先制度で転職!次の保育園では主任になったけれど、そこもそこで…でも後悔はしていません!

【保育士の転職体験談】六年間働いた保育園はお気に入り優先制度で転職!次の保育園では主任になったけれど、そこもそこで…でも後悔はしていません!

【性別】女性
【働き始めの年齢】
22歳
【転職時の年齢】
28歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
さらに転職し保育士以外の仕事をしている


【女性】
28歳のときに、
認可保育園から、
小規模保育園
に転職。




【転職前の職場形態】
保育園(認可保育園)
【転職前の職場環境】
仏教系宗教法人が運営している古くから認可保育園でした。
保育園にしてはかなりお稽古に力を入れており、三歳児以上は朝から夕方までずっと外部教師のお稽古のみの日などが平気でありました。
それが嬉しいと感じる保護者からの受けは良かったですが、のびのびと遊ぶなんて時間は時期によっては一切ありませんでした。
三歳未満児はどちらかというと蔑ろにされている感じも少しありました。




【転職の理由】
・園長の体調不良による交代で何も知らなかった息子が園長を務めることになり、様々なことがことが変わっていったから。
・元々お稽古に力を入れる園ではあったけれど、それがどんどんひどくなっていったから。
・最初の契約では毎年ほんの少しずつでも給与が上がると言われたけれど、それが急になくなったから。
・園長ファミリーのお気に入りになりそこなり、不遇やパワハラが多かったから。

【ためらった理由】
・最初に就職した所だったから。
・子どもが可愛かったから。
・転職が不安だったから。

【転職の決め手】
積み重ねなのでこういうことが起きたから辞めたのではなく、複合的な理由で辞めました。
まず園長はあからさまにお気に入り保育士への優遇することです。
問題が起きた時にはお気に入り以外の全員が悪く、どうしてもお気に入りへの注意が避けられない時にも「次気を付けてね」とても優しい口頭注意で済ませていました。
お気に入りたちはそれによりかなり調子づいてやりたい放題でした。
元々低い給与が上がらなくなったこと、お稽古優先で日常の保育ができていなかったことなどありましたが、一番印象的だったのは「子どもを泣かせないこと!」と言われたことだったのかもしれません。
そもそも、子どもは泣くものです。
泣かせたくて泣かせているのではありません。
恫喝をする虐待をする、という行為は許されませんが、日常の保育の中では叱るというプロセスが必要なこともあります。
優しく「これはしないでね」と言って聞く子どもばかりなはずがないのです。
共同生活とは学ぶ場でもあり、泣き笑い成長する場です。
これが一番許せなかったかもしれません。




【相談した人】
同僚や親などには相談しました。
また保育士の転職系サイトを見つつ考えていました。
相談すればするほど、止めた方がいいと言われていました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを三社以上使った

【何社使ったか】
転職サイトは三社以上使いました。
転職エージェントにもついてもらっていました。

【転職サイトのイマイチなところ】
転職サイトを併用しつつ、転職エージェントは二社使いました。
一社目がとても親身になってくれていたと感じていましたが前職が宗教法人の保育園だったので「宗教系は嫌です」と伝えていたのにも関わらず宗教系の保育園を紹介されました。
法人が社会福祉法人での届け出だったので面接に行くまで分かりませんでした。
園としても宗教色は強くないというスタンスでしたが、話を聞いていくと全くないという訳ではありませんでした。
エージェントに理由を聞くと「いや、そうなんですけど、社会福祉法人なので…」と言われ愕然としました。
ここの母体が宗教法人だとは知ってはいたんだな、と確信し一社目は切りました。
二社目で転職先が決まりましたが、決まった途端アフターフォローが一切なくなり転職先と連絡が取れなくなってとても困りました。
エージェントからすると、就職が決まった時点で会社にお金が入ってくるからそれで終わりという感覚なんでしょうが、本就職までのフォローくらい少しして欲しかったです。

【転職サイトを使って良かったこと】
仕事をしながらの就活だったので、エージェントについてもらって助かった点も多くありました。
色々調べてくれるし、保育園もエージェント会社に情報を渡しているので大体のことが把握できます。
面接日の調整をしてくれたことも助かりました。
面接に行ってみてここはやっぱり嫌だと思った所であれば、お断り電話もしてくれるので気は楽でした。




【転職先を決めた理由】
・小規模保育園でこまやか保育ができそうだったから。
・残業がないといわれたから。
(嘘でした)
・通勤範囲だったから。
・給与が前職よりも上だったから。




【退職する時の心境】
すごくスッキリしました。
園長に言う時は緊張しましたが「言ってやった!」という気持ちが強かったです。
仲の良かった人は一緒のタイミングで辞める人も、来年辞めますという人もおり、性格は悪いですが経営陣に対して「ざまあみろ」と思っていました。
辞めることを事前に言っていたかった人には「色々言っていたけど辞めはしないだろうと思っていた」と言われました。
あんな所で我慢する必要はないと笑えました。




【転職後の職場形態】
小規模保育園(0〜2歳・定員6名〜19名)

【転職後の職場環境】
二年目の小規模保育園でした。
ですが、一年目の正規職員が全員退職しており、パートの人たちから園のノウハウを聞く必要がありました。
子どもの人数に対しての保育士の数としては間違っていませんでしたが、早番遅番などの加配はなくかなり困りました。




【転職後のイマイチなところ】
まず、一年目の正規職員が全員退職している時点で転職を辞めればよかったと後悔しています。
園長のかなり間違ったワンマンが横行しており、その場で一番経験年数の多かった私が矢面に立たなければならない場面が多く、本当に疲れました。

【転職後の良いところ】
一年目の新人二人が思った以上に動いてくれて本当に助かりました。
しかし、彼女らに辞められては困るので強く注意もできず、困る場面も多かったです。
ブランク経験者もいましたが、この方も頑張ってくれました。
有給休暇が一応とれたので救いです。




【生活と心境の変化】
子どもの命の危機を感じることは前職よりも減りました。
大変な面も多かったですが、主任としての経験もつめました。
お稽古などの子どもへの強要が減ったこと、イベントごとが自分たちで作れる楽しさなどもありました。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
そこ保育園は今すぐに辞めるべきです。
何故なら改善は一切されず、ずっとしんどいままだからです。
事務の先生に一応引き留められすが、理由をきちんと言えば無理にとは言われません。
ただ、次の転職先はもう少しちゃんと探した方がいいです。
そこも違うベクトルでかなり大変です。
エージェントは転職さえさせることができればいいので、調子のよいことも言います。
気をつけてください。