【保育士の転職】子育てしながらでも保育園で働ける! 子どもとの時間と収入の両方を得よう。

【保育士の転職体験談】子育てしながらでも保育園で働ける! 子どもとの時間と収入の両方を得よう。

【性別】女性
【働き始めの年齢】
20歳
【転職時の年齢】
45歳
【転職して何年経ったか】
2年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
45歳のときに、
小規模保育園から、
認可保育園
に転職。




【転職前の職場形態】
小規模保育園(0〜2歳・定員6名〜19名)
【転職前の職場環境】
東京都認証保育所に勤めていました。
それまでも何度か転職をしていましたが、いずれも小規模保育所でした。
認証保育所は0〜2歳までの認可外保育所です。
子どもの人数も少なく、保育士も常勤、非常勤合わせて15名程度です。
和気あいあいとした楽しい職場でした。
しかし、園長が最悪。
自分の身を守るのに必死なタイプで、保育士を守ってくれないような人でした。
保護者とも仲良くやっていましたが、癖のある人が多かったですね。
あまり深入りしないように…といった付き合い方をしていました。
経験値を積んでくれたおかげで、給料は保育士としてはよい方でした。
小規模でこの金額をもらえるということで、とても気に入っていた職場です。




【転職の理由】
・子供が小学校に入学したのをきっかけに非常勤になったら、収入が激減した。
・非常勤だと正職のお手伝い的な役割が多もう少ししっかりと保育がしたいと思った。
・非常勤のわりに通勤時間に時間がかかる。
・園長に働き方の相談をしたが、他の職場に行く方がいいと勧められた。

【ためらった理由】
・新しい職場のやり方に対応できるか心配だった。
・固定勤務の職場を見つけるのが難しい。
・給料が下がることが予想された。

【転職の決め手】
フルタイムの非常勤だったため、時給ではなく月給で働けないか打診をしたこともあったのですが、園長の方から「○○保育園は固定勤務で募集してたわよ」とか、「私が口をきいてあげましょうか」などの答えしか返ってきませんでした。
いかにも私の見方をしているという態度を見せながらも、まったく私の話に親身に泣てくれない園長の態度に嫌気がさしてきたのが一番の理由です。
そっちがそういう態度なら、絶対に固定勤務の園に努めて、こんなとこさっさと辞めてやる!と誓いました。
もちろん同僚にもその話をしました。
するとみんな私の味方になってくれたので、堂々と転職活動を行いましたよ。
園長にも転職活動をしていることを伝えるという強気な態度を見せつけました。




【相談した人】
職場の人に相談しました。
職員同士仲が良かったため、なるべく辞めずに済む方法を園長に打診してくれた人もいたのですが、園長は聞く耳も持ってくれませんでした。
私や私の子どものためには転職もやむを得ないと、情報収集をしてくれたり、励ましたりしてもらいながら転職活動を行いました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
ハローワークに通い、転職先を見つけました。

【転職時に困ったこと】
今回はエージェントは全く使用していません。
ジョブメドレーはエージェントを通さず直接園と話ができるため、情報のすれ違いなどが起こりません。
そういった理由で今回も閲覧はしましたが希望の職場がありませんでした。
結局ハローワークで転職先を見つけました。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職は基本的に自分で動くのが一番だと思っています。
保育業界に長くいると知人から求人情報を得ることもありますが、義理を通さないといけなかったりで結局はめんどくさかったりするので、自分で活動しています。
ハローワークを利用することもあまりないのですが、今回は登録をし通ってみました。
エージェントより親身に話を聞いてくれ、ことらが疑問に思ったことを目の前で園に確認してくれるので、すれ違いなどもありませんでした。
もっと早く利用すればよかったと思いました。




【転職先を決めた理由】
・正職員でも固定時間の勤務が可能。
・シフトに入ることがない。
・土曜勤務も少ない




【退職する時の心境】
園長に他の職場に行くよう勧められていたので、決まった時は「やったー!」と思いました。
職場の人はみんな味方になってくれていたので、報告をしたときは喜んでくれました。
園長に伝えるときも、「固定で働けるところが決まったので退職します」と正直に伝えました。
ただ、非常勤だったとはいえ年度途中だったので、年度末まで保育をしたかったという気持ちもありました。




【転職後の職場形態】
保育園(認可保育園)

【転職後の職場環境】
150人定員という大きな認可保育所です。
今時には珍しく、集団保育を意識している保育内容でした。
保育士の人数も多く、派閥みたいなものもあります。
保育士の様子を伺いながら態度を変える子どもも多く、いわゆる怖い保育士の言うことは聞き、優しい保育士や非常勤保育士には生意気な口を利く子も多いです。




【転職後のイマイチなところ】
保育内容が合わずに苦労しました。
子ども主体ではなく集団活動ができる子どもが褒められるような保育内容なので、子ども達も保育士もギスギスしています。
園長はワンマンで自分の思い通りにならないと人前でも人を罵倒するようなタイプなので、職員はみな気を使っていました。
園長が変わって少し変わってきましたが、同じ法人内なので、基本的には同じような考えだと思っています。

【転職後の良いところ】
固定勤務になったことで、朝子どもを送ってから出勤できますし、シフトではないため生活リズムも整います。
学童への迎えも十分間に合う時間で勤務ができています。
子どもにさみしい思いをさせてまで仕事をしたくないと思っているため、一人になる時間を作らず働けていることに感謝しています。
園長は好きではないですが、子育てに関しては寛容な部分があるため、子どもの行事や体調不良の時は快く休みを取らせてくれたのでありがたかったです。
ただ、園長が変わって少しずつ雲行きが怪しくなってきています。




【生活と心境の変化】
非常勤と違って正職員で働けると、収入が全く違います。
生活に余裕もでき、子どもにも優しくなりました。
平日はやはりバタバタしていますが、休日は子どもと出かけたりする余裕もでき、親子関係も安定しています。
やはり収入は働くうえで重要だなぁと感じました。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
自分の中で何を優先するかを考えることが重要。
今回の転職は保育内容等納得のいかないこともたくさんありました。
しかし、子どもの気持ちを最優先するという目的は達成できました。
子ども寂しい思いをすることもなく学童に通っていますよ。
すべてを叶えることは難しいですが、妥協できるところできないところをしっかり書き出し、転職に向き合いましょう。