【保育士の転職】ベテランパートに若手正職員がいびられる職場から転職!みんなで一緒に頑張れる環境で保育を楽しめるようになった

【保育士の転職体験談】ベテランパートに若手正職員がいびられる職場から転職!みんなで一緒に頑張れる環境で保育を楽しめるようになった

【性別】女性
【働き始めの年齢】
22歳
【転職時の年齢】
25歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
25歳のときに、
認定こども園から、
認可保育園
に転職。




【転職前の職場形態】
認定こども園
【転職前の職場環境】
公立のこども園で、職員数は45名くらい。
保育士は正職員が少なく、各クラス一人ずつ、あとはアルバイトかパートさんが担任を持っていました。
子どもの人数は0歳児15名、1歳児20名、2〜5歳児は30名ほどでした。
公立ということで複雑な家庭環境の方も多かったです。
給料は地方公務員なので年功序列で上がっていきますが勤め始めたころは手取りが少なかったです。
休みは土曜保育の代休と有休も交代でとることができました。




【転職の理由】
・正職員が少なく、保護者対応やカリキュラム等のすべての責任を一人で背負うことが辛かった。
・アルバイトのベテランの先生たちの雰囲気がよくなく、若い正職員に対しての当たりが強かったこと。
・リーダーの正職員の保育士が自由に保育してよい環境があり、どんな保育がしたいのかわからず悩んだ。
周りはそれぞれやりたい保育をしていたので、大人の都合に子どもが振り回されることが多く、どの保育を学んでよいかわからず私立で勉強したいと思ったこと。

【ためらった理由】
・公立ということで公務員であることを親が喜んでいたこと。
・同期の保育士がいて、その同期を残して辞めるのが辛かったこと。
・もう一年頑張れば担任した子どもが卒園の年だったこと。
・上司に何度も引き留めてもらったこと。

【転職の決め手】
クラスでの全責任を負う日々で、一人でクラスを引っ張る正職員を見てベテランのアルバイトの人が陰口を言ったり、協力してもらえなかったりすることが続き精神的に追い詰められてしまった。
いつだれが話していても、自分のことを悪く言われているのではないかと思うようになったり、苦手な人が保育室に出入りするたびに膝に力が入らず涙が流れるようになったりした。
また、どのような保育をしていいかわからない私に、良かれと思って先輩がこういう風にしなさいとアドバイスをもらうが、違う人のアドバイスを実践するとまた違う先輩から怒られ、園長や上司も強い人に流される空気があり味方にはなってもらえず、一貫性のない園の保育方針に対して学びたいことが見つからなくなってしまった。
もちろん尊敬する先輩もいたが、その保育を私自身がやりたいと思う保育ではなく、盗みたいスキルを学んでから、学びたい保育を一貫して取り組んでいる私立保育園に行ってみたいという気持ちが強くなっていった。




【相談した人】
転職や退職について相談した人は、保育士経験のある母と、転職先に誘ってくれた保育士の友達です。
今のこども園の保育が辛いこと、責任が重くて精神的に病気になりそうだということ、毎日泣きながら通勤していることを相談した。
母は、公務員をやめることはもったいないが、働いていてつらいのなら辞めることは賛成と言ってくれ、友達はその子の働いている園においでと言ってくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
前の職場に勤めていたときに悩みを相談していた友達の紹介で転職しました。

【転職時に困ったこと】
転職サイトを使わずに転職した。
その時は友達が勤めている園に行こうと決めていたが、ほかの園はどんな保育をいているのか調べたり、色々と見比べることができなかったことは困った。
その時には転職サイトを使わずに転職することを決めたためいろいろと調べて比べることができなかったので、選択肢は狭くなってしまったなと思う。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職では大学時代の保育士の友達にお世話になった。
前の職場にいたときに私がどんなことを辛いと感じて悩んでいたのかをよく相談して知ってくれていた人だったので、真剣に転職先として職場を紹介してもらえたことに感謝している。
また、その保育園が、私が学びたいと思っていた保育方針だったことがうれしく、その友達とも一緒に働けることが幸せだった。




【転職先を決めた理由】
・友達からの評判
・場所
・見学に行った時の保育園の雰囲気




【退職する時の心境】
退職するときはすっきりする気持ちが大きかった。
新しい場所に変わるときの不安はあったが、あの責任が重く人間関係も良くない職場から離れることができると思うとホッとした。
苦手な人も、退職の時はもったいないと引き留めてくれた。
仲の良い人は笑顔で送り出してくれ、それが一番心苦しかった。
子供や保護者は最終日にあいさつに来てくださる人が多く、申し訳なさとうれしさが入り混じる感情だった。




【転職後の職場形態】
保育園(認可保育園)

【転職後の職場環境】
保育園。
45名で園長以外は女性。
若い職員が多く、前回の職場と違いほとんどが正職員なためクラスで一緒に頑張ろうという雰囲気があった。
子どもの人数は120人くらい。
給料は少し下がったがほとんど変わらなかった。
休みは公立よりも取りにくかったが申請すると休める。




【転職後のイマイチなところ】
給料がなかなか上がらない。
シフト制で体力的にしんどいときがあるが、子どもや保護者は素敵な人が多くて恵まれている。
都会にある保育園なので家庭的に金銭的余裕がある家庭が多く、公立は複雑な家庭が多かったため求められることが違うことに驚いた。

【転職後の良いところ】
仕事仲間は同年代の人がほとんどで、パートのベテランの先生も優しい雰囲気の人が多く人間関係には悩まずに仕事ができていることが一番良かったと思う。
また、正職員が多いので大変なことも協力して取り組める環境が良かった。




【生活と心境の変化】
仕事に行くことが辛くなくなり、保育を楽しめるようになったことで休日も気持ちを楽に過ごせるようになった。
職場でもプライベートでの交流が以前の職場より多く、付き合う人も変わり、同年代の人と関わる機会が増えた。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
今は辛いけど、勇気をもって退職すると、保育を楽しめる未来が待っていることを伝える。
同じ保育士という仕事をするなら、いろんな職場があるので選択肢を広げて自分に合う環境を探した方がよい。
公務員という枠にとらわれず、生きていくときに後悔のない選択をしてほしい。
両親も私が楽しんで働く姿を見れる方が、その方が幸せだと思ってくれるので、迷わずに転職を選んでほしい。