【保育士の転職】休み無しの業務に疲れうつ状態に…。転職して少しずつ元気な私を取り戻す話

【保育士の転職体験談】休み無しの業務に疲れうつ状態に…。転職して少しずつ元気な私を取り戻す話

【性別】女性
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
25歳
【転職して何年経ったか】
1年未満
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
25歳のときに、
児童福祉施設から、
放課後等デイサービス
に転職。




【転職前の職場形態】
児童福祉施設(施設保育士)
【転職前の職場環境】
児童養護施設にて何らかの事情で親と一緒に暮らすことのできない子どもたちと一緒に衣食住を共にし自立を支援する仕事。
保育士や児童指導員、社会福祉士・看護師・心理士・栄養士といった専門職の方と一緒に仕事をすることができるので色々な意見を聞きながら仕事ができた。
また男性も多い職場なので保育園のようなギスギスとした人間関係はなく、優しい人が多かった。
子供の入所人数は50名程度、保護者対応は面会や外泊時などであまり顔を合わせることはなかった。
子どもたちと一緒に生活しているので24時間体制の職場で宿直勤務も多かったが手取り16万ほどで休みも潰れることが多かった。




【転職の理由】
・24時間体制の職場で休みの日でも連絡があり体力的にしんどかった。
・人間関係で仕事内容も好きだったが責任が重く、コロナ渦での緊迫した毎日に精神的に苦しくなり生きることがつらくなった。
・休職の選択も取らせてくれたが復帰できるのか不安でゆっくりと養生したいと思ったから。

【ためらった理由】
・人間関係も良く子どもとの信頼関係も築けてきた中で続けるほうが子どもたちの愛着形成のためにも良いのではないか。
・施設長から引き止められていたから。
・転職先が思うように見つからなかったから。

【転職の決め手】
自分のステップアップの為にやめようと思ったが施設長から引き止められ、あと1年継続して仕事を続けようと思ったがずっとうつのような状態で、日に日に朝起きることがつらく遅刻しそうになってきたり毎日のように気持ちが沈み泣いて過呼吸になりそうなときもあったり生きていることがつらいと思い自分なんか消えてしまえばいいと思ったり不安定な毎日が3ヶ月ぐらい続いた。
施設長との来年度の面談の時に思い切ってつらいと思っていることや自身の精神的な状態があまり良くなく遅刻をするようになったり勤務中もぼーっとして子どもを見る力がないことを話した。
施設長は休職することを勧めてくれたが、休職しても復帰できるのかわからず現場の人からしたら休職した人がいつ復帰するのか分からない状況はすごくしんどいと思い無責任なことはできないと思って辞めることを話すと納得してくれ辞めることができた。




【相談した人】
1度退職して戻ってきた2歳上の先輩と同じ部署だったのでずっと話を聞いてもらっていた。
私の精神的に追い詰められどんどんやつれていく姿を見て辞めたほうがいいと背中を押してくれた。
心療内科や精神科の受診も勧めてくれていたがどんなところに行けば良いのか(当たり外れがあったり子どもの保護者が利用している場所もあった)わからなくて結局通院はしなかった。
彼氏にも相談した。
同じ職場の人と付き合っていたので毎日泣く私を優しく受け止めてしんどいとおもうことを聞いてしんどいなら辞めた方がいいと言ってくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを二社使った

【何社使ったか】
保育士バンクと保育士ワーカーに登録して自分の希望する求人があれば連絡が来るようにしていた。
実際に面接の日程をつけたりするのは退職して半年ほど休んでから保育士ワーカーで転職活動をした。

【転職サイトのイマイチなところ】
転職サイトでは電話でのやり取りにはじめはなるので、電話でのやり取りが苦手な私は電話がかかってくるのが怖かった。
登録する時に電話でのやり取りが苦手な人はショートメッセージやメールでの相談もできるとかがあるといいなと思った。
何度かメールなどでやり取りをして何時頃に掛けますとか言ってくれると心の準備ができて電話でのやり取りもハードルが私は低くなっていいなと思った。

【転職サイトを使って良かったこと】
自分で就職先に面接の日程を伝えたりやり取りをしなくてもすべて転職サイトの人がやってくれるので自分は履歴書を作成したりするだけで良かったのが1番有り難かった。
そして面接を受けて自分の希望と違えばそのやりとりも転職サイトの人がしてくれるので嫌な部分を引き受けてくれるのでどんどん気になるところに応募できた。
事前に面接対策をしてくれるのも転職初心者の私には非常に有り難かった。




【転職先を決めた理由】
・自宅から30分以内で通え通勤手当がでる
・パートで柔軟に勤務時間を考慮してもらえるところ
・見学に行った時にこじんまりした園でいいなと思った




【退職する時の心境】
退職が近づいてくると子どものことを考えるともうあまり会えなくなってしまうことや私がいなくなることで悲しむ子どもを想像すると心が締め付けられる思いだった。
嫌いな人がいなかったのでこんなに人間関係に恵まれて仕事ができていたことにとても感謝したのとこういった職場でまた働くことはできるのかと思った。
退職してからは休むことを第一に考えていたので仕事がない不安もあり休職にしたら良かったのかなと思った。




【転職後の職場形態】
放課後等デイサービス

【転職後の職場環境】
児童発達支援施設で子どもの定員は36名、療育を掲げながらも普通の保育を提供できるようにしている。
保育士の人数は20名以下で子どもは発達障害や知的障害。
身体的障害も持ち合わせた子どもたちなので対応が難しいと感じる。
給料はパートなので5万程度で休みは自分の思うように取れるので自分の体調に合わせている。




【転職後のイマイチなところ】
こどもにたいして、腕を強く引っ張ったり大声で叱っていたり療育を想像していたので、虐待のように見えて毎日悲しくなり後悔した。
2ヶ月ほど経った時に園長に相談するとすぐに副園長にも相談してくれ職員にも伝えてくれたのかそういった場面を目撃することは減った。

【転職後の良いところ】
人間関係は思っていたより良くて優しい先生が多くてよかった。
勤務時間もパートなので17時には帰れるし休みもきちんとあるので以前の職場に比べると気持ち的にも体力的にも楽に仕事をすることができる。
自分の体調と相談しながらということを園長もとても考えてくれる。




【生活と心境の変化】
転職したては慣れないことや馴染めないことで毎日泣いて辞めようと思っていたが園長に相談してから少し働きやすくなり週2日行けばいいというのも自分の精神的余裕がある。
ゆっくり休む時間も取れ、彼氏とは遠距離になってしまい毎日会えなくなってしまったが月に2回会いにもいけるので少しずつ精神面も良くなってきた気がする。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
今でも退職しなきゃよかったと思うことがあるけれどあのまま続けていたら本当に命を落としていたかもしれないから転職して良かったと思うようにしています。
仕事内容は以前の職場の方が好きだったけどどんな仕事でも大変なことはあるだろうから色々と経験だと思って毎日今を生きています。
行動した自分はえらいから、恐れずに前を向いてできることをやっていったらいいと思います。